昨年ブレイディヴェーグがエリザベス女王杯を制した宮田厩舎は今年も牝馬のラインアップに注目だ。

ノーザンファーム早来 バラダセール22
ノーザンファーム早来 バラダセール22

重賞馬サトノフラッグ、G1・2着2回サトノレイナスの半妹バラダセールの22(父レイデオロ、馬名予定バラダレイナ)は、宮田師が「脚長ですらっとして中距離まではこなせそう。いい意味でカリカリしていない。血統的にも期待しています」と高く評価する。

美浦に入厩済みのアドマイヤマイア(牝、父エピファネイア、母アドマイヤシーマ)は「芝で切れそうなスピードある動き」。ステファニーズキトゥンの22(牝、父エピファネイア、馬名予定エンジェルマーク)は「見るからにバランスが良く切れのある動き。いいものを持っています」。オルグジェシダ(牝、父モーリス、母ソシアルクラブ)は「素晴らしいきれいなフットワーク」とフォームを絶賛する。牡馬ではグラフレナート(父キズナ、母ヴィルデローゼ)が6月東京デビューを視野に、「年末のマイルG1に進められれば」と好感触だ。【井上力心】

宮田厩舎の本紙注目2歳馬
宮田厩舎の本紙注目2歳馬