リオデジャネイロ・パラリンピックのアーチェリー男子個人(車いす)決勝で16日、銀メダルに輝いたチェコのダビド・ドラホニンスキー(34)が試合後、マイクを手にメディアや観衆の目の前で恋人のリダ・フィカロバさんに求婚した。

 大会組織委員会によると、フィカロバさんは同選手の試合を見るためにリオ入り。返事はイエスだったが、プロポーズは予感していたとした上で「あんまり目立つのは好きじゃない」と話した。

 ドラホニンスキーは「女性は驚かされるのを好まないから。チェコに帰ったら殺されるよ」と冗談めかした。「どうしても(公開求婚を)したかった。試合前は指輪を買い、試合後はメダルも手にし、今は(彼女に両方渡したので)メダルも指輪もない」

 ドラホニンスキー選手はアーチェリー男子コンパウンド個人で、北京大会は金、ロンドン大会は銀に輝いている。

 リオ五輪でも多くの選手らが公開プロポーズに挑み、話題となった。